東京の地下鉄路線図についてこの記事では解説していきます。東京の地下鉄といっても東京メトロ(東京地下鉄)と東京都交通局(都営地下鉄)の2種類がありますのでそれぞれの路線図についてもご紹介します。

1つ目は東京メトロと言われる地下鉄で、正式な呼び名は東京地下鉄です。郵便局のように民営化された特殊会社に分類され路線は銀座線、丸の内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線の9路線を運営しています。

2つ目は都営地下鉄で東京都交通局の運営となります。かつては帝都高速度交通営団が運営していて営団地下鉄とも呼ばれていました。都営地下鉄は大江戸線、三田線、新宿線、浅草線の4路線を運営しています。



東京メトロの路線図

銀座線


東洋唯一の地下鉄道といた過去もあるほど、日本のみならずアジア地域でも本格的に作られた最初の地下鉄が銀座線です。浅草駅から渋谷駅までを結ぶ鉄道路線になります。目印となるラインカラーはオレンジです。

丸の内線

ラインカラーがレッドとなる丸の内線には本線の荻窪から池袋までの路線と中野阪上駅から方南町を結ぶ分岐線があります。新宿~荻窪間と中野坂上~方南町間は以前に荻窪線とも呼ばれていたそうです。

日比谷線

北千住駅-中目黒駅までを結ぶ日比谷線のラインカラーはシルバー。六本木や恵比寿、そして中目黒などのショッピングやおしゃれカフェやレストランなどの人気スポットを通る路線なので東京メトロの中でも利用頻度の高い路線のひとつです。

千代田線

ラインカラーがグリーンの千代田線は綾瀬駅から代々木上原駅までを結ぶ路線です。特急ロマンスカー意外の列車は全て各駅停車になっています。

有楽町線

埼玉県にある和光市駅から東京と江頭区の新木場駅を結ぶ有楽町線のラインカラーはゴールドです。有楽町を通る路線であることからこの路線名が由来しているそうです。

半蔵門線

渋谷駅から押上駅を結ぶ半蔵門線はラインカラーは紫(パープル)になっています。表参道も通る路線で乗換え駅が多くほとんどの停車駅で他の路線への乗換えができることと数分ごとに電車が来るのでかなり便利です。

副都心線

ラインカラーが茶色(ブラウン)の副都心線は和光市駅から渋谷駅を結ぶ路線で、ホームが地下へ深く降りる駅が多く、東新宿駅などは地下の5階6階まで降りることになります。

 



東西線

中野駅から西船橋駅(千葉県)を結ぶ東西線のラインカラーはスカイブルーになります。乗換えのしやすい高田の馬場駅などにも停車し改札内での乗り継ぎができる駅も茅場町駅、日本橋駅、大手町駅があります。地下鉄管理駅が都外にある路線でもあります。

南北線

目黒駅から赤羽岩淵駅を繋ぐ南北線のラインカラーはエメラルドグリーンになります。

 

都営地下鉄の路線図

東京都の運営である地下鉄が都営地下鉄でその路線は4路線(浅草線・三田線・新宿線・大江戸線)となっており、大江戸線以外の各路線では他の会社との相互直通運転があります。

 

浅草線

東京都大田区にある西馬込駅から墨田区の押上駅間を繋ぐのが浅草線で、東京23区の北と南を結んでいます。ラインカラーはローズになります。浅草線は地下鉄と郊外私鉄との相互運転をしたはじめての路線になります。

三田線


マンモス団地である高島平と都心を結んでいる三田線は、目黒駅から板橋区の西高島平駅までを結ぶ路線です。ラインカラーはブルーになっています。

 

新宿線

新宿線は、新宿駅から千葉県市川市の本八幡駅まで東西を結ぶ路線で、都営地下鉄路線の中で新宿線だけが都外まで路線が延びいます。ラインカラーはリーフとなっています。

大江戸線

ラインカラーがマゼンダである大江戸線は、全長が40.7キロある日本で一番長い距離の地下鉄になります。東京を大きく回る環状型の路線なので色々な場所で乗り換えができ、都営地下鉄のなかでも乗客数が最も多い路線でもあります。